兵庫医科大学にてNMN300㎎の静脈内投与によるヒト臨床試験における安全性を確認

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これまで、NMNの経口摂取の安全性に関するヒト臨床試験は世界各国で多数報告されておりますが、静脈内投与の有効性と安全性は確認されていませんでした。そして、2022年に兵庫医科大学よりNMN300㎎の静脈内投与のヒト臨床試験における安全性について論文報告されました。今回の報告によりNMNの新たな可能性が示唆されました。

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「Nicotinamide Mononucleotide Is Safely Metabolized and Significantly Reduces Blood Triglyceride Levels in Healthy Individuals」

Kimura S, et al.　Cureus. 2022 Sep; 14(9): e28812. doi:10.7759/cureus.28812

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「ニコチンアミドモノヌクレオチド（NMN）は安全に代謝され、健康な人の血中中性脂肪値を大幅に低下させる」

■論文概要

NMN300㎎の点滴による静脈内投与の安全性を検証した結果、心電図、脈拍、血圧に影響を与えず、肝臓、心臓、膵臓、腎臓の代謝マーカーにも影響を与えなかった。静脈内NMN投与は、安全で有益であると考えられる。また、下記のような有効性が確認された。

・血液中の長寿分子NAD+レベルを約20％上昇（NAD+レベルグラフ参照）

・睡眠の質を改善

・血中脂肪値（TGレベル）が約75％減少（TGレベルグラフ参照）

・TGレベルの改善により脂肪肝や糖尿病関連疾患の予防と治療につながる可能性

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