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スキンケアの実感が前より薄れてきたとき

スキンケアの実感が前より薄れてきたとき

【この記事の執筆者】

執筆者プロフィール

田中亨明(たなか・なおあき)

■肩書
美容アドバイザー
これまで通販化粧品会社にて、スキンケアや化粧品成分に関する業務に幅広く携わる。
現在はその経験と資格を活かし、「毎日の中で無理なく取り入れられる、実践しやすさを大切に」をモットーに、美容アドバイザーとして日々のお手入れに関するアドバイスを担当。
■資格
化粧品成分上級者スペシャリスト/日本化粧品検定1級/アロマテラピー検定1級

同じアイテムを使い続けるなかで、使い始めの頃ほど手応えがない。そんなふうに感じることはないでしょうか。スキンケアでは、新しく試したものが肌に合わないこともあれば、続けるうちに前ほど効果を感じにくくなることもあります。今回は、後者について考えます。それは必ずしも「効かなくなった」ということではありません。アイテムとの相性がよく肌の状態が整ってくると、改善の幅は少しずつ小さくなります。そのため初期のようなはっきりとした違いとして表れにくくなることがあります。その背景を踏まえることで、今のケアで押さえるべき点がより明確になります。

Contents

最初の変化が分かりやすい理由 

乾き・ごわつき・くすみといった悩みが目立っている時期は、小さな変化も印象に残りやすいものです。肌の調子が上向き始める段階では、鏡を見たときの見え方や化粧のりにも差が出やすくなります。早い段階で違いを感じやすいのは、それだけ変わる余地が大きい状態だったからとも考えられます。 

改善幅が小さくなるのは自然な流れ 

肌のコンディションが安定してくると、見た目の印象差は少しずつ小さくなります。すると当初のようなはっきりした実感は出にくくなります。これは頭打ちというより、気になっていた部分が和らいできた結果と考えられます。以前ほど大きな差を感じにくくなることは、肌が一定の状態を保てるようになってきた前向きなサインとして捉えられることもあります。 

切り替える前に確かめたいこと 

前ほど変化を実感しにくくなると、別のものに切り替えたくなる気持ちもあると思います。ただその前に見直したいのは、使用量・使う順番・継続期間が適切かどうかです。さらに、睡眠不足・紫外線・乾燥・生活リズムの乱れが重なっていないかもあわせて振り返りたいところです。こうした条件が揃わないと、本来得られるはずの変化が見えにくくなることがあります。使い方を調整したり肌を取り巻く環境を見直したりすることで、停滞しているように見えた状態が少しずつ動き始める場合もあります。新しいものを足す前に、今のケアの使い方と生活環境を一度振り返ることが大切です。 

まとめ

使い始めの頃ほど手応えがなくなったとしても、すぐに効果がなくなったとは限りません。肌が整うにつれて改善の幅が小さくなれば、初期のような明快な変化は見えにくくなります。そんなときはすぐに別のものへ切り替えるのではなく、使用量・使う順番・継続期間に加え、睡眠不足・紫外線・乾燥・生活リズムの乱れも含めて見直すことが大切です。そうした条件を整えることが、見えにくくなっていた手応えを取り戻すきっかけになります。 

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